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小学生のための日本伝統文化「あじさい」




七変化(しちへんげ) と よひら


6月になると、あちこちで紫陽花(あじさい)が咲きはじめます。

青や紫、ピンクなど、いろいろな色がある紫陽花。

よく見ると、ひとつの花でも少しずつ色がちがって見えることがあります。


●昔の人は、紫陽花の色が変わっていく様子を見て、

「七変化(しちへんげ)」と呼びました。

「七」は、本当に7回という意味だけではなく、

「たくさん」という意味でも使われます。

七変化には、「いろいろな色に変わる花」という意味があるのです。


●また、紫陽花には「よひら」という古い名前もあります。

紫陽花のまわりには、花びらのように見える「がく」が四枚あります。

昔の人は、その形から「四ひら(よひら)」と呼びました。

「ひら」は、昔の言葉で花びらのようなものを表す言葉です。



●今月のお稽古では、

基礎クラスで「七変化」、

応用クラスで「よひら」を作ります。

色を重ねたり、少し混ぜたりしながら、

雨の季節に咲く紫陽花を和菓子で表現します。

同じ色を使っていても、

ひとりひとり違う紫陽花になります。

すてきなあじさいのお花をさかせましょう。



おうちのかたへ

紫陽花が静かに咲き始めました。


昨日は青く見えた花が、今日は少し紫に見える。


晴れの日と雨の日。

朝と夕方。


見る時間によっても、違う色に見える不思議な花です。


考えること。

手を動かすこと。

色の違いに気づくこと。


和菓子づくりを通して、

日本の文化や季節の美しさを感じる小さなきっかけになれば嬉しく思います。

忙しい毎日の中でひととき、お子さんと一緒に少し立ち止まり季節の花を眺める。

そんなやさしい時間につながりますように。


 
 
 

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