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小学生のための日本伝統文化「つつむおかし」




和菓子は つつむおかし


今月の応用Bクラスは、チョコレート大福をつくります


大福は、やわらかいおもちで

あんこをつつんでいるおかし。


じつは、この「つつむ」という形は

日本の食べものにとても多いです


・おにぎり

・のりまき

・おまんじゅう


中に大事なものを入れて、外からそっとつつむ


これは、日本らしい食べものの形のひとつ



洋菓子はどうかな?


ケーキを思い出してみましょう


スポンジ・クリーム・いちご


上にのせたり、横に重ねたりします


洋菓子は重ねる形が多いです


見た目も 何まいも重なって きれいに見せる



つつむ と 重ねる のちがい


和菓子(わがし)

→ 中を大切にする

→ わったときに中が見える


洋菓子(ようがし)

→ 重ねて見せる

→ だんだんになっている


どちらもおいしいけれど、作るときの考え方がちがいます




今月はチョコレート大福をつくります


外は白い大福 でも 中にはチョコあんが入っています


外はしずか 中を大事にする


これが和菓子の考えかた


みんなもていねいに、やさしく

中あんをつつんでみましょう


おもちをのばして、そっと包む


いつもとちがうやわらかさにドキドキするかも?!

たのしく作りましょうね


・教室でつくるお菓子はこちら →見る


おうちのかたへ 〜包むということ〜


日本の食文化には「つつむ」形が多く見られます。


おにぎりや海苔巻き、饅頭や大福など、中心にあるものを外側でやさしく包み込む構造が特徴です。これは単なる形ではなく、日本の暮らしや美意識とも関係しています。日本では、外側は控えめに整え、中に大切なものを込めるという考え方が古くから大切にされてきました。


たとえば着物には、小紋(こもん)という種類があります。一見すると落ち着いた無地のように見えますが、近づくと細かな文様が繰り返し染められています。遠くからは静かに、近くで見ると豊かさがあるという美しさ。

和菓子も同じで、大福は外から見ると白く丸い餅ですが、中にあんという主役があり、食べたときにその魅力が現れます。


日本は湿度が高く、食材を守るために包む工夫が発達したという実用的な理由もありますが、それだけでなく、内側に価値を置く文化的な感覚も重なっています。今回の応用Bクラスでは、包むという工程を通して、こうした日本らしい美意識の一端を感じていただければと思います。


考える・手を動かすという体験を重ねながら日本の文化を感じる小さなきっかけになれば嬉しいです。


和菓子づくりは、季節の移ろいと知恵がぎゅっと詰まった学びの場です。今月の小さな出会いがお子さんの心の中に、またひとつ やさしい発見として残りますように。


 
 
 

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