top of page

小学生のための日本伝統文化「5月のこと」




5月の自然を見つけよう

〜新茶・新緑・落とし文のおはなし〜


さわやかな5月、外の景色が少しずつ変わってきましたね


木の葉っぱはやわらかい緑色になり、

お茶の葉っぱもぐんぐん育ちます



●新茶(しんちゃ)ってなに?


新茶は、その年に最初につまれたお茶のことです

4月から5月ごろに、お茶の新しい芽をつんで作ります


新茶は、

・さわやかな香り

・あまみ

・やわらかい味

が特徴です


「八十八夜(はちじゅうはちや)」という言葉を聞いたことがありますか?


立春から88日目ごろのことで、

ちょうどお茶の葉が育つ時期


むかしの人は、八十八夜につんだお茶を飲むと元気に過ごせると信じていました


●新緑ってなあに??


5月ごろになると、

山や公園の木が明るい緑色になります

これを「新緑(しんりょく)」といいます


新しい葉っぱは、

まだやわらかくて、水をたくさんふくんでいます


だから、

太陽の光にあたると、キラキラして見えます


葉っぱをよく見ると、

黄緑っぽい色だったり、

光がすこしすけて見えたりします


雨のあとの木を見ると、

新緑がもっときれいに見えますね


●落とし文(オトシブミ)


「落とし文」は、虫の名前です

オトシブミという虫は、

葉っぱをくるくる巻いて、その中にたまごを産みます

巻いた葉っぱは、

赤ちゃんのための「ゆりかご」になります

葉っぱは、

・たまごを守る

・赤ちゃんの食べものになる

という大切な役目もあります


むかしの人は、

こっそり手紙を落として気持ちを伝えることがありました

その「落とし文」という手紙に、

葉っぱを巻いた形が似ていたので、

この名前がついたそうです

5月は新しい葉っぱの季節

新茶も、新緑も、落とし文も、

みんな新しい葉っぱですね


公園や道ばたでも、

5月だけの自然がたくさん見つかるかもしれません


おうちのかたへ

さわやかな季節になりました。お出かけの際はぜひ、葉っぱの色や形をよく見ながら歩いてみてくださいね

考える・手を動かすという体験を重ねながら日本の文化を感じる小さなきっかけになれば嬉しいです。


和菓子づくりは、季節の移ろいと知恵がぎゅっと詰まった学びの場です。今月の小さな出会いがお子さんの心の中に、またひとつ やさしい発見として残りますように。


 
 
 

コメント


bottom of page