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小学生のための日本伝統文化「きなこ」





きな粉(きなこ)ってどんなもの?


きな粉は、大豆を炒(い)って砕(くだ)いた粉のことです。今よく見かける黄色っぽいきな粉は「黄大豆(きだいず)」から作られています。でも、青大豆(あおだいず)から作る「青きな粉」や「うぐいす粉」という、淡い緑色のきな粉もあるんだよ!





(画像は、富澤商店よりお借りしました https://tomiz.com/item/00271101 

きな粉の歴史

きな粉の元になるものは、奈良時代にはすでにあったと言われています。そして、みんなに広まったのは江戸時代。まり先生の出身地、静岡県では「あべかわ餅」という、きな粉をまぶしたお餅が有名です。このお餅は、徳川家康(とくがわいえやす)にも贈られたことがあるんだって!


きな粉の作り方


きな粉を作るには、まず大豆を**焙煎(ばいせん)**といって、熱を加えて炒ります。それから、粉砕機(ふんさいき)で細かく砕き、ふるいにかけて完成です。市販のきな粉は、工場で大きな焙煎機(ばいせんき)を使ってたくさん作られています。


おうちで作れる?


きな粉は、自分でも作れるよ!フライパンやお鍋で乾燥(かんそう)した大豆を焦げないようにじっくり炒り、冷ましてからミルやフードプロセッサーで細かく粉にするだけ。海外に住んでいる人で、きな粉が手に入らないときに手作りすることもあるそうです。


きな粉の特徴


きな粉は香ばしい香りときれいな色が特徴で、和菓子によく使われています。例えば、わらび餅やお団子にかけると、とってもおいしくなるよ!


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