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小学生のための日本伝統文化「こどもの日」




~ 夏のはじまりと「こどもの日」 ~

 


こんにちは!

今日は5月5日、とても大切な日なんだよ。


 


● 夏のはじまり「立夏(りっか)」

今日から、暦(こよみ)の上では「夏」がスタート!

これを「立夏(りっか)」って言うよ


まだあつすぎないけれど、

草や木が青くしげり、気もちのいい風がふく、

とってもさわやかな季節なんだ


 


● こどもの日(端午の節句)

そして、5月5日は「こどもの日」

こどものすこやかな成長をいのる日なんだよ


むかしは、「端午の節句(たんごのせっく)」とよばれていて、

最初は女の子のための日だったんだって!


田んぼにお米をうえる前に、

早乙女(さおとめ)という女の子たちが、

よもぎやしょうぶの葉でつくった小屋にこもって、

体をきよめていたんだよ


 


● どうして男の子の日になったの?

時代がたつと、しょうぶ(菖蒲)という葉っぱの名前が、

「しょうぶ(尚武)=武道やつよさをたいせつにすること」

と同じ読みかたなのがきっかけで、

男の子のお祝いとして知られるようになったんだ


だから今では、こいのぼりをかざったり、

かぶとをかざったりして、元気に育ってね!とおいわいするんだよ


● いまでものこる風しゅう

しょうぶ湯:しょうぶの葉をおふろに入れて、元気になるように。

かぶと:むかしの武士がかぶっていたもの。つよさのシンボル!

こいのぼり:こいのように、力強くおよげる子になりますように。

かしわもち:かしわの葉は、新しい葉が出るまで古い葉が落ちない!

→ 「家(いえ)がずっとつづくように」というねがいがこめられているよ。


まとめ

5月5日は「立夏(りっか)」、夏のはじまりの日!

そして「こどもの日」、元気に大きくなってねっていう日!

むかしのならわしも、今のお祝いにかたちをかえてつづいているよ


 


みんなも、こいのぼりやしょうぶ湯に入って、

元気いっぱいの夏をむかえようね!




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