緑茶はビタミンの宝庫で、体に良いということ
強い抗酸化性を持ち、活性酸素の消去作用を通じ、生活習慣病の予防には特に重要なビタミン。
緑茶は、さまざまなビタミンを含んでいます。
緑茶のビタミンCとビタミンEについて記しました。
お茶に含まれるビタミン類は、ビタミンA,ビタミンB1,ビタミンB2,ビタミンC、ビタミンE,ビタミンP,ビタミンuなど多くの種類がある。
水に溶けるものを水溶性、そうでないものを脂溶性という。
ビタミンC
ビタミンCを大量にとるとウイルス感染への抵抗力が増し、
さまざまな病気の予防や治療に役立つと発表したノーベル賞受賞者もいるほど、
ビタミンCには多くのはたらきがあります。
ビタミンCは、よく知られている肌の美白効果以外に、
風邪の予防、抗ストレス作用、発がんの抑制作用があると言われています。
比較的熱に強く、保存するうちに急激にへることもありません。
水溶性のため、お茶を飲むことでビタミンCを簡単に摂取できます。
<水出しでも、ホットでもOK。>
野菜嫌いや、果物をあまり食べない方は
ビタミン剤でビタミンCを補給するよりも
緑茶を飲む方がずっと自然なとりかたかもしれません。
ちなみに、乾燥させた天然の食物のなかで
ビタミンCを豊富に含むのは、緑茶と唐辛子だけだそうです。
上~中級煎茶の第一煎の200ccから、ビタミンCを5~6mg摂取することができる。
ビタミンE
ビタミンEが不足すると細胞機能や生殖機能が衰え、流産や不妊の原因にもなります。
ビタミンEは、体内にできる過酸化脂質をおさえ、
老化を防ぐビタミンとして脚光を浴びています。
他の食品でビタミンEを含むものはナッツや油脂類など、
高カロリーのものが多く、カロリーゼロの緑茶は摂取しやすい。
脂溶性のため、ビタミンEは普通に緑茶をいれるだけでは摂取できない。
抹茶や粉末茶または茶葉をまるごと食べることで摂取できる。
緑茶のなかで、ビタミンEを含むものは煎茶と抹茶、玉露。
釜炒り茶、番茶、ほうじ茶、ウーロン茶にはビタミンEはほとんど含まれない。
RICCOの煎茶は、緑茶をおいしく、栄養成分を最大限に、効率よく摂取できるよう、静岡県産の有機抹茶をブレンドしています。ビタミンCも、ビタミンEも摂取できます。
緑茶、ウーロン茶、紅茶、すべて同じお茶の葉を使ってつくります。
ウーロン茶や紅茶は、摘んだ葉を乾燥、発酵させる。
葉の色が茶色や黒色をしている。
ほとんど*の緑茶は葉を摘み、すぐに蒸す。葉が酸化していない。
できあがったお茶の葉は緑色。
緑茶の生葉は酸化していない。だから、含まれる栄養も新鮮なまま。
(物が錆びたり、りんごが茶色くなったりするのは、酸化するから)
同じ原料でも製造の仕方で、風味や成分を変えることができる。
お茶って面白いなと思います。

もういちど書きます、お茶って本当に面白い。
お茶を飲むとなんだか気持ちがシャキッとして、体調がいい気がする。
緑茶にはいろんな秘密があるらしい。
これはすごいなと感じたことを、また記録していきます。
本日の参考文献:
5訂増補日本食品標準成分表
茶の事典(朝倉書店)
驚異の緑茶力(日新報道)
緑茶カテキンの凄い健康パワー(二見書房)
茶のすべて(窪川雄介)
緑茶の事典改訂3版(柴田書店)
**九州地方でつくられている緑茶には、蒸さずに鉄製の窯で炒る「釜炒り(かまいり)」という伝統的な製造方法があります。(個人的に好きなお茶です♡)
Comments