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小学生のための日本伝統文化「秋の七草」

⚫︎秋の野原には、いろんな花が咲いています。
昔の日本の人たちは、秋に咲く草花を眺めながら、季節のうつりかわりを楽しんでいました。そんな秋の草花の中から選ばれた、七つの植物を「秋の七草」(あきのななくさ)といいます。
⚫︎秋の七草は、次の七つ。
-萩(はぎ):小さな花がたくさん咲きます
- 尾花(おばな):ススキのこと。ふわふわした穂が風にゆれます
- 葛(くず):つるをのばして育ち、紫色の花を咲かせます
- 撫子(なでしこ):花びらのふちが細かく分かれています
- 女郎花(おみなえし):黄色い小さな花が集まって咲きます
- 藤袴(ふじばかま):淡い紫色の小さな花が集まって咲きます
- 桔梗(ききょう):星のような形の花を咲かせます
この七つの植物は、今から約1300年前の奈良時代に、山上憶良(やまのうえのおくら)という歌人が歌に詠(よ)んでいます。
⚫︎春の七草もあるよ
お正月に食べる「七草がゆ」に使われるのは、春の七草。
春の七草は、七草がゆを食べて一年の健康を願う風習と結びついています。
一方、秋の七草は、草花を眺めて秋の美しさを楽しみます。
同じ「七草」でも、春と秋ではちがう楽しみ方がありますね。
⚫︎和菓子で秋の七草を楽しもう
10月のお稽古では、秋の七草のひとつ「撫子(なでしこ)」を、ねりきりで作りましょう。
本物のナデシコは、花びらのふちが細かく分かれているのが特徴です。どんな形をしているのか、写真や図鑑で観察してみましょう。
昔の人たちが歌に詠んだ草花を、今の私たちも眺めたり、和菓子で表現したりすることができますね。

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