小学生のための日本伝統文化「十三夜(じゅうさんや)」
- こどもわがし教室 Mari Masuda

- 7 日前
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更新日:2 日前

⚫︎秋の月を見てみよう
秋の夜に空を見上げると、大きくて、きれいな月が見えます
十三夜(じゅうさんや)とか十五夜(じゅうごや)って聞いたことありますか?秋の月を眺めて楽しむ日本の風習です。
⚫︎十五夜ってなんだろう?
十五夜は、むかしのカレンダー(旧暦)の8月15日の夜のことです。
この日の月は中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)と呼ばれます。
むかしのカレンダーでは、7月・8月・9月が秋。
その真ん中にあたる8月15日なので、中秋(ちゅうしゅう)と呼ばれました。
十五夜の月は満月に近い月だけど、十五夜はいつも満月ではありません。
⚫︎どうしてお月見をするの?
秋は農作物が収穫される季節です。
お月見には、「秋の実りに感謝する」
「これからもたくさん収穫できますようにとお願いする」
という意味もありました。
お月見は、月を見るだけではなく、秋の実りを喜ぶ行事でもあるんですね。
⚫︎月見団子
お月見といえば、お団子!
月見団子を供える風習は、江戸時代ごろに広まったと考えられています。丸いおだんごは、月のような形をしています。
地域によって、おだんごの形やお供えするものが違うみたいですよ!
⚫︎ ススキもお月見の仲間
お月見では、ススキを飾ることもあります。
ススキは、稲穂に似ていることから、稲穂を表すものとして飾られてきました。秋の収穫と結びついた、お月見らしい植物です。
⚫︎十三夜(じゅうさんや)もあるよ!
お月見は十五夜だけではありません。
十三夜(じゅうさんや)もあります。
十三夜は、旧暦9月13日の夜。
十五夜の約1か月後、旧暦9月13日の夜に月を見るのが十三夜です。
十五夜は、まんまるの月を楽しみますが、十三夜の月は、まんまると比べて、ほんの少し欠けた月です。
日本では、昔から完璧(まんまる)ではないからこそ美しいと、少し欠けた月に風情(ふぜい=すてきだなと思う気持ち)を感じてきました。
全部そろっていないところ、それが美しいと感じるところに、日本人の繊細な美意識が表れています。
十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれ、栗や豆など、その時期にとれたものをお供えして月を楽しむこともあります。
今年は、十五夜だけでなく、十三夜の月も眺めてみませんか?
十五夜のあとにやってくる、日本で生まれた月見の風習です。
十五夜と十三夜 どちらの月も、昔の人たちは楽しんでいたんですね。
今年の秋は、ぜひ夜空を見上げて、
昔の人たちと同じように月を眺めてみましょう🌕
⚫︎おうちのかたへ
十三夜の月は完全な満月ではなく、ほんのわずかに欠けた月を眺めます。
完璧なものだけを美とするのではなく、
「少し欠けているからこそ美しい」
「未完成だからこそ、その先を想像できる」
そんな感覚は、古くから大切にされてきた日本の美意識です。
和菓子の世界にも、同じ考え方があります。
花を写実的に作るのではなく、限られた色や最小限の形でこれは何だろう?と想像させる。すべてを説明しきらずに余白を残し、見る人の想像に委ねます。
毎月のお稽古で子どもたちが作るお菓子を見ていると、この余白を楽しむ感性を大人よりもずっと自由に発揮しているように感じます。
大人はどうしても「講師の見本通りにできたか」というものさしで見てしまいがちです。でも子どもたちは、「ここがいい感じにできた!」「作っている時、すごくワクワクした!」と、自分だけの世界観を目を輝かせて教えてくれます。
かわいらしく仕上がったお菓子の背景には、目の前にある形だけでなく、その向こう側にある物語や世界を自由に想像して楽しむ、子どもたちの豊かな感性がしっかりと息づいているのだと感じています。

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