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自由に、のびのびと制作すると、上達する

執筆者の写真: RICCO OrganicRICCO Organic

こども達がわくわくした気持ちで、

一生懸命つくるお菓子は

みんな個性的で、

とっても愛らしい形をしています


お稽古で、ほぼ毎回でてくる、

「あんこを半分にちぎる」作業


この目的は、

「半分ぴったりに分ける」ではなく、

あんこにふれて、手でさわって

質感を確かめること


豆のかおりも、

ちぎったときよくわかる


小豆のあんこと、白いねりきりあんの

やわらかさ、すべすべ感は

全く違うけど、

最初から半分にしてあると

気づきにくい



ときどき、見学している

保護者のかたが、

「うちの子のあんこ全然半分になってないけど?!」と

心配そうなお顔をされていることがあります


ちぎることを楽しむ時間なので、大丈夫


こっち3倍くらい大きいよね?!ということ、

小学生でもよくあります


そのまま作る子もいるし、

講師と一緒に調整するお子さんもいます


未就学児さんが元気いっぱい作った「ねりきり」は、

用意したケースに入らなくて、ラップに包むこともあるんですよ


こどもたちが

「楽しかった!」

「また作ってみたい」と

満足する仕上がりは、

どれだけ一生懸命取り組めたか、

たのしい時間を過ごしたか、

そういうわくわくしたところにありそうです


大人は、先生の見本に

どれだけ近づけたかを

「上手にできた」

「成功した」と言います


わたしは、きれいにつくることだけが

和菓子作りの楽しさではないと思っています

こどもたちが、

心地よい時間を過ごして、

大好きな人に食べて喜んでもらえる


お父さん、お母さんが心穏やかに見守ってくださるとき

こども達は安心してお菓子作りに集中しています

回を重ねるごとに自信がついて

手先の器用さ、お菓子の完成度も上達しています


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