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水出し緑茶のつくり方




今日は水出し緑茶を、「簡単においしくいれる」ポイントと、

「水出し緑茶の+α効果」についてご紹介します。


お茶をいれる時のポイントは「茶葉の量」、「水温」、「抽出時間」

この3つで味と成分に大きな違いがでます。


【茶葉の量】

3gいれるとちょうどいいおいしさ、2gだとちょっと物足りなくて、4gだと濃い。

たった1gの違いだけど、けっこう味が変わります。茶葉の計量は慎重に・・・何度もいれると感覚でわかってきた!というお声が多めです。わたしもお茶を学び始めた頃はデジタルのはかりで毎回計量していました。



【湯の温度は、すごく大切】

水出し、おすすめです。失敗ほぼなし。

肌寒い日は、水出し緑茶を温めても◎

もし、暖かいお茶をいれるときは熱湯や、80℃以上はダメ、70℃以下に冷ましたお湯でいれてください。80℃と70℃のお湯、触れてちがいが分かる方って多いのでしょうか?

私は最初の頃、あまり分かりませんでした。でも、お茶をいれ終わって気付きます。80℃のお湯でいれたときは、いつも残念な味になるからです。70℃は、ちょっと熱くて、お茶の味がしっかりしておいしくいれられます。60~70℃をおすすめします


【抽出時間】

水出し緑茶は3~10分がおすすめ。茶葉は十分に開きます。お好みの濃さになったら、ティーバッグははずしてください。15分以上おくと、苦みや渋味が出すぎてしまいます。


【水出しでいれたお茶は、まろやかな味わい】

緑茶を水で抽出すると、渋味や苦味が出にくく、お茶の甘みを感じやすい出来上がりになります。まろやかで飲みやすいお茶。緑茶のうまみ成分には、脳の興奮を鎮めたり、リラックスさせたりする作用があります。


【水出し緑茶は、低カフェイン】

緑茶には、低温で抽出するとカフェインが出にくい性質があります。水出し緑茶は、熱湯でいれたときと比較すると60%ほどカフェインが減るので、寝る前やカフェイン摂取が気になる方にもおすすめです。水道水を使って手軽にいれられますが、湯冷ましや浄水器の水、ミネラルウォーターで作ると、より美味しく召し上がっていただけます。

★こんな実験があります

「煎茶3gに対して、20,50,70,90℃の水200mlで各2分間抽出

カフェインは20℃では10%しか抽出されないが、50℃で約25%、70℃で52%、90℃で70%

水温が高くなると急激に溶出率が上昇した」 


(茶の辞典p482. (朝倉書店)より堀江秀樹ほか(2001):茶業研究報告No.91:29-33)


例えばおうちでクッキーを焼くときに、砂糖の量を少し減らして、

市販品より甘さ控えめのものをつくる。自分で作ると、それが可能ですよね。


緑茶も、自分でいれると 「出来上がりのお茶成分」を変えることができます。

お茶の味も変えられます。ぜひ、お好みのお茶をいれてみてください。


<<<おまけ>>>寒いから緑茶はホットで飲みたいときは?

→できあがった緑茶を電子レンジや鍋などで温めても、成分は変わりません。


RICCOの緑茶は、「水出しでおいしくいれられるブレンド」と「茶葉原料の苦みの少なさ」にこだわっています。

------------------おしらせ-------------------------

こどもとたのしむ有機茶Kids TEAについて

二児の母が、子育てを通して生まれたオーガニックティーです。

子供たちがのみやすいよう、お茶の苦みを極限まで減らし、

日本茶の繊細な旨みを味わえるように工夫しています。

水出しでおいしくいれられる、ティーバッグ入りの緑茶。

日本茶の味わいは、原料から製品となる「お茶をつくるとき」と、

買ってきたお茶を家で飲む、「お茶をいれるとき」に変化しやすいので

この両方の苦味を減らすと、苦くない緑茶が飲めます。

5gティーバッグ20個入 1500円(配送料込)



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