ほうじ茶、香りよく、私も大好きなお茶の一つです。 そのほうじ茶、緑茶にはない「幸せパワー」があるんです。
ほうじ茶と緑茶それぞれを飲んだときのリラックス度を調べました。 緑茶には、リラックス効果の元となるテアニンという成分が豊富に含まれていますが、 ほうじ茶に含まれるテアニンの量は煎茶の100分の1ほど、 緑茶ほどのリラックス効果はなさそうです。 ところが、ほうじ茶を飲むと緑茶を飲んだ時と同じくらいのリラックス効果が得られます。 さらに、茶葉をほうじて出てきた香りをかぐと、お茶を飲んでいないのに 飲んだ時と変わらないくらいのリラックス効果が生まれているのです。

茶葉をほうじることで、なぜこのような驚きの香りパワーが生まれるのでしょうか? ほうじ茶を製造している時の香りを詳しく調べたところ、 若葉やかんきつ系の香り、花の香り、ナッツやコーヒー豆の香りなど さまざまな種類の香りが出てきていることがわかりました。 お茶には、もともと300種類以上の香り成分が含まれていますが そのほとんどは糖とくっついていて、茶葉の中で封印されている状態です。 ところが、機械で加熱されるにつれ、香り成分は糖から離れて外に出られるようになります。 若葉や花の香り等は、もともとお茶に潜んでいた香りだったのです。 また、一定の温度以上になると、糖とアミノ酸がくっついてアミノカルボニル反応が起こり、 香ばしい焙煎香も生まれます。 ほうじ茶は、こうした豊かな香りを茶葉からお湯に抽出して味わう とってもぜいたくなお茶なのです。
より香り高くなりますよう茎茶をほうじています。
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各所で有機農業の日のお知らせを目にします。年々、オーガニックに関心のある方が増えている、有機について様々な方の意見や取り組みを聞く機会が増える。ただ日々をこなしていくのではなく、近い将来の子供たち、自分自身へつながる暮らしを築いていく。身近なこと、日々のことから少しずつ、未来につながっていけたら素敵だなと思います。 --- 農業の未来は、私たちのミライ。 有機農業推進法の成立・施行から 10 周年